【バイクに乗る理由】なぜ安全な車ではなく危険なバイクに乗るのか
あなたは、バイクを見て『かっこいい』『楽しそう』と思いませんか?
ぼくも、免許を取るまではそう思っていて、『早く乗りたい』という気持ちでいっぱいでした。
そして、高校2年生でバイクの免許を取り、念願のバイクに乗り始めたのです。
しかし、実際に乗ってみるとうまく乗る事が出来ず、とても怖い。笑
それでも、色々な場所にツーリングに行っているうちに怖さは無くなっていき、乗れば乗るほどバイクを好きになっていきました。
今ではバイクの無い生活は考えられません。
そんな僕が、バイクに興味はあるけどあと一歩が踏み出せない人のために、バイクに乗ってもらえるよう、バイクの素晴らしさを伝えていきます。
〈目次〉
バイクに乗り始めた理由
ぼくの親戚に、バイクを乗っているおじさんがいます。
親戚のおじさんは、ぼくが小さい頃からバイクに乗っていて、何回か後ろに乗せてくれた事がありました。
その時に、バイクを運転する背中がとてもかっこよく見えて、『自分でも運転したい』と思うようになったのです。
16歳の時『とりあえず原付の免許でも取ろう』と思い、あまり勉強もせず免許センターに試験を受けに行きました。
結果は不合格。
そこで何故かスイッチが入り、教習所に通い、普通自動二輪の免許を取る事に決めたのです。
車とバイクの違い
良いところ
バイクに乗るまでは、『楽しそうだな』と思っていましたが、バイクに乗ってみると想像をはるかに超えて楽しかったです。笑
この楽しさは乗ってみないと分からない!
車のように、窓ガラスもドアも屋根もないので、周りの景色を直接見られ、直接風を感じられ、直接雨に濡れます。笑
とにかく、バイクに乗ると五感が刺激されて、心も体もリフレッシュ出来るのです。
体の疲れを取るために、一日中家でゆっくりしていても、気分転換出来ず、元気が出ないなんて事ありますよね。
バイクに乗ってツーリングに行けば、気分転換できるので、体の疲れは取れなくても、心の元気は取り戻せますよ!
悪いところ
ぼくの周りにもバイクに乗った事が無いのに、危ないからやめた方が良いとか言う人がいるんですよ。
乗れば分かります。危ないなんてものじゃない、超危ないです!
ツーリングから無事に帰って来れるのは奇跡だと言っても過言ではありません。笑
バイクは車と違い、体はむき出しで、タイヤは2つです。
カーブで、バイクを傾けながら走るのは、とても気持ちがいいですが、少しバランスを崩せば転倒してしまいます。
濡れた路面、落ち葉や砂利のある路面はとても滑りやすいです。
ぼくも、何回か転倒して、体とバイクにキズがつきました。
夏は涼しそうだと思いますよね?
実はそうでもないです。笑
走っている時はいいのですが、止まっていると、日差し、アスファルトからの照り返し、バイクのエンジンの熱でとても暑く、ヘルメットの中は汗だくになっています。
冬は超寒い。
何もしなくても寒いのに、風を受けて走るんだから当たり前ですよね。
冬は、バイクに乗ろうと思うと、とても気合いが必要になります。
家とツーリング先の気温が全然違う事もよくあるので、バイクを適温で乗るのはなかなか難しいです。
このように、バイクは大変な事が多いので、移動するだけなら、バイクより車の方が楽にできます。
ではなぜ、バイクという危険な乗り物に乗り続けているのでしょう?
バイクに乗り続ける理由
バイクに乗り続ける理由、それは、バイクに乗って走るのが『とても楽しい』からです。
どんなにデメリットがあっても、それを上回る楽しさがあります。
この楽しさは他では味わえないでしょう。
しかしながら、バイクに乗り始めても、色々な理由で、バイクを降りてしまう人が、結構います。
そのなかでも多いのが、危ないからという理由です。
いくら楽しくても、命を落としてしまっては意味が無いですからね。
それでもぼくは、髪が真っ白になっても乗り続けていると思います。
歳を取ってもバイクに乗っている人って、かっこいいと思いませんか?
危ないとは言っても、乗り方次第で危険度は変わります。
例えば、半袖半ズボンで道路に投げ出されたとしましょう。
体はキズだらけになります。
しかし、プロテクターを付けた安全な格好ならば、道路に投げ出されても、体にキズはつきません。
体験済みです。笑
バイクに乗るなら、装備は絶対に揃えましょう。
値段は高いですが、命を守ると思えば安いものですよ。
バイクは、『楽しいから乗りたい』という感情だけでは、乗り続けることはできません。
バイクが危険な乗り物だと理解し、少しでも危険を回避できるよう、『楽しむためにはどう乗ればいいか』と考えて乗らなければならないのです。
まとめ
ぼくの周りにも、『バイクの免許を取りたい』と言っている人は結構います。
しかし、『時間がない』『今更取っても遅い』『自分には向いてない』など言い訳ばかりしています。
バイクに乗りたいと少しでも思うなら、まずは乗ってみましょう。
乗ってみて『自分には合わない』と思ったら辞めればいいんです。
趣味もなく、休日は家から出ないなんて、ぼくには考えられません。
バイクは、みんなと出かけても、一人で出かけても、それぞれ違った楽しさがあります。
予定がない日でも、ちょろっとバイクに乗ればとても充実した1日になります。
日本にもこんな所があるのかと驚くはずです。
乗って後悔はしませんよ!